研究室の最新情報はコチラから
(2023.2.14. Last Updated)
2023.02.10
永岡勝俊 教授のインタビューが下記のWebサイトに掲載されました.研究とアンモニアに対する熱い想いを語っています.
地球を救う未来エネルギー『アンモニア』、その合成法に逆転の発想で100年ぶりのイノベーションを起こす
詳細は下記のURLをご覧ください.
2023.01.27
佐藤勝俊 特任准教授の研究課題が2022年度のJST 創発的研究推進事業に採択されました.
研究課題 :酸化物ナノフラクションの集積を基軸とした 新奇触媒活性サイトの創出
詳細は下記のURLをご覧ください.
2022.07.03
永岡研究室が参画する研究プジェクト(NEDO-グリーンイノベーション基金事業/燃料アンモニアサプライチェーンの構築プロジェクト)に関する記事が,日経産業新聞に掲載されました.
日経新聞電子版: アンモニア製造に省エネ・低コスト触媒 千代田化工など実証
2022.01.11
我々の研究室が参画する研究開発テーマがNEDOが実施する「グリーンイノベーション基金事業/燃料アンモニアサプライチェーンの構築プロジェクト」に採択されました.本プロジェクトでは,新触媒をコアとする国産技術を開発することで,燃料アンモニアの利用拡大に向けた課題を克服することをめざします.
詳細は下記のURLをご覧ください。
永岡研究室は2019年4月,永岡勝俊教授が大分大学より着任し発足しました.
我々は触媒開発をキーテクノロジーとし,反応プロセスの効率化を図るとともに,新触媒や外部刺激を利用した特殊なプロセスを構築することで,産学連携により持続可能な社会の実現に資する新しい化学システムの社会実装を目指します.
Innovative Process for Material Conversion
革新的な物質変換プロセスの構築
サスティナブルな社会の構築のためには,現在の工業プロセスを飛躍的に省エネルギー化するだけでなく,これまで利用されて来なかった未利用資源にも目を向ける必要があります.新規な触媒・反応を開発することで,革新的な物資変換プロセスを構築することを目指します.
Noble Design for New Catalysts
元素のポテンシャルを引き出す新しい触媒のデザイン
地球上には約120種類の元素が存在しますが,実用的に利用できるの元素はたかだか60種程度しかありません.我々はこれらの元素を組み合わせ,その構造や特性を精密にチューニングすることでポテンシャルを最大限に引き出し,これまでになかった材料やそれを用いた反応プロセスを創成していきます.
Cutting Edge Nanoscale Characterizations
最先端技術を駆使するナノスケール解析
近年の科学技術の進歩により,原子の直接観察ももはや夢物語ではなくなりました.最先端のナノスケール解析を駆使し,触媒表面での原子・分子の振る舞いを明らかにすることで,新たな触媒の設計・創成につなげていきます.
Process Control by Mass Transfer
物質移動による反応制御
固体触媒を用いた物質生産のためには(1)反応器内での触媒表面への原料の移動(2)触媒内部細孔内での反応活性点への原料の移動という原料物質の移動が必要となります.これらの物質移動は反応速度・生成物の選択性に影響を及ぼします.この物質移動を解析・制御することにより,高効率な物質製造プロセスの構築を行います.